スタートして間もないうちから、素晴らしい評価を得てきました。この畑は「リージョン・1(※)」という涼しいブドウ産地にあたり、良い酸度を保ちながら、生育期間を引き延ばすことを可能にします。土壌には岩が多く、重い粘土が混じっています。
葡萄は早朝に収穫、プレスされたのち、フランス産のオーク樽(25%新樽)でアルコール発酵。16ヶ月後、ワインは澱引き、軽く清澄されると、いったん樽に戻し、2018年1月の瓶詰めを待ちます。
柑橘類の皮、レモンの砂糖漬け、トーストしたナッツ、スモークなど様々な香りを楽しませてくれます。ミディアムからフルボディの味わいは、つややかさと、澱と共に熟成されたことにより、引き出された複雑な構成を合わせ持ち、生き生きとした酸味、程よい緊張感とミネラル感が最後まで続きます。とても完成度の高いシャルドネと言えるでしょう。
=ザ・ワイン・アボケート誌において94ポイント獲得
※「リージョン・1」
ウィンクラー博士のワイン産地分類法(4月1日から10月30日までの一日の平均気温で算出)によると、フランスのブルゴーニュやアルザス、ドイツなどと同じ「リージョン・1」という一番涼しい産地に分類される。
品種| |
シャルドネ100% |
産地| |
ソノマ コースト(ソノマ郡) |
熟成| |
フレンチオーク新樽16ヶ月(うち25%新樽) |
生産量| |
1080本(90ケース) |
アルコール度数| |
13.5% |
価格| |
¥9,000(税別) |