トカドのブドウは、カリフォルニア・ヨントヴィルにある、灌漑に頼らないドライファーミング(乾地農法)の畑で、有機栽培によって大切に造られ続けています。例年よりも早い収穫時期と、少ない収穫量が特徴的な忘れられないヴィンテージとなりました。
ブドウの成長期には様々な試練が待ち受けていました。ブドウ畑は、4年に渡って続く雨不足に悩まされていましたが、この年は雨が2014年12月と、2015年2月に集中。それゆえ発芽は早かったものの、少ない降雨量のため、葉や新梢の成長はかなりゆっくり進むことに。また、5月から続いた涼しい朝は、花を付けるには寒すぎ、その結果ブドウの収穫量は非常に少なく、畑によっては通常平均の75%も減ってしまった所もあるほどでした。
そうして実ったブドウはとても実が小さかったため、完熟するまでにかかる時間は短く、収穫は8月18日という早い時期には始まりました。収穫されたブドウは、ステンレスタンクで発酵、6か月間澱と共に寝かされ、毎週バトナージュ(澱とワインの撹拌)を行い、瓶詰めされました。
ライチやグアヴァの様な香りを持ち、爽やかでフレッシュな飲み口。次第に柔らかく、丸みのある果実味が口いっぱいに広がり、トロピカルフルーツの様な長い余韻へと続きます。
生産地| |
アメリカ カリフォルニア州 ナパ・ヴァレー |
醸造家| |
Christine Barbe |
葡萄| |
ソーヴィニヨン・ブラン100% |
畑| |
ナパ・ヴァレー ヨントヴィル |
栽培| |
オーガニック |
容量| |
750ml |