この年、トカドは6回目の干ばつを経験することとなりました。雨のほとんどは、葡萄の葉の成長につながる萌芽の頃に降り、葡萄樹の急激な成長を上手くコントロールすることが、栽培家たちの使命となりました。春は朝の気温が高く、豊富な結実をもたらし、前年に比べ収穫量が大幅に増えたことは大変喜ばしいことです。葡萄の成長期は比較的涼しく、質のよいアロマの形成に大いに寄与し、8月26日に収穫された。アルコール発酵が完了すると、澱と共に寝かされ、ワインに丸みとテクスチャーを与えるため、毎週バトナージュ(澱の攪拌)が行われます。
ライチやグアヴァの香りを持ち、クリスピーなアタックから芳醇な果実味につながり、トロピカルフルーツの長いフィニッシュへと続きます。
トカドは単体で飲んでも楽しめるワインですが、様々な食事に合わせると、また違った表情を見せてくれます。お寿司からブルスケッタなど幅広いシーフード料理、様々な種類のチーズやカレーなどの東南アジアの料理にも、是非お試し下さい。
品種| |
ソーヴィニョン・ブラン100% |
産地| |
ナパ・ヴァレー(カリフォルニア州) |
熟成| |
30ヶ月 |
生産量| |
2880本(240ケース) |
アルコール度数| |
13.5% |
価格| |
¥4,200(税別) |