Winemaker 造り手
このワインは“ワイン造り”と“アート”にかける二つの情熱が重なり合い、誕生しました。ジェヌヴィエーヴ・ジャンセンズとリュック・ジャンセンズの芸術家夫妻が二人で協力し、ボルドー品種を使い、調和のとれたワインを造り出したいと願い、力を合わせた成果です。リュックが描いたラベルは、「人生の質を高め、成果を人々とともに分かち合っていきたい」という二人の信念を映し出しています。
Genevieve Janssens(ジュネヴィエーヴ・ジャンセンズ)
フランスの五代目系譜を継ぐワイン醸造家系に生まれる。フランス・ボルドー大学にて醸造学の学士を取得後、自身の醸造学研究所をプロヴァンスに設立。醸造コンサルタントとして70年代に多くのフランスワイナリーを助けた経験を持つ。1989年には「オーパス・ワン(ロバート・モンダヴィとシャトー・ムートン・ロートシルトのジョイントベンチャー)」の製造責任者に任命される。チーム全体をまとめ、ワイン造りの環境や工程、毎日の作業計画を作り上げる仕事を担ってきた。1997年には「ロバート・モンダヴィ」の醸造責任者に任命され、旗艦ワイナリーである「ト・カロン・プロジェクト」の立ち上げに携わり、今では24銘柄(35万ケース)の醸造責任者として活躍している。
Luc Janssens(リュック・ジャンセンズ)
ベルギー王立美術学校で水彩や版画を学び、卒業後、米カリフォルニア州に移住し、同州立大学にてフランス文明の修士号を取得。その後サンフランシスコ大学にて多国間教育の分野で博士号を取得した。マースド大学で美術史を教え、ディアブロヴァーレ大学の名誉教授を務める傍ら、中国のクーフー教育大学の客員教授も兼任。70年代初頭からフォト・エッジングを始め、近年は叙情的な作品と写真映像を複合させた“フォトグラヴィア”の制作に力を入れる。その幻想的な作品はプライベートまたは企業コレクションとして、米国をはじめヨーロッパやアジア各国で高い評価を受けている。またNPO法人「ラオ・リハビリテーション・ファンデーション」を設立し、ラオスでの病院建設、医療機器の支援活動にも積極的に取り組んでいる。
*リュック・ジャンセンズについては下記サイトをご覧ください
http://www.portfoliogravure.com/ (英文のみ)
**ラオ・リハビリテーション・ファンデーションについては下記サイトをご覧ください
http://www.laofoundation.com/ (英文のみ)
尚、『PORTFOLIO(ポートフォリオ)』の売上の一部(約10%)は、ラオ・リハビリテーション・ファンデーションへ寄付されています。