冬は例年通りの気候でしたが、春は昨年に続き記録的に乾燥していました。よって例年より早い灌漑を余儀なくされるなど、栽培家にとってとても難しい年となりました。春はこの数年で最も厳しい霜の影響を受け、開花期に吹く強い風により収穫量にも影響を及ぼしました。この状況下でも例年に劣ることのない高い品質の葡萄を作り上げることができたのは、経験豊富な栽培家の努力の賜物です。
2008年はカベルネ・ソーヴィニヨン84%と、カベルネ・フラン16%の混合。酸と糖の絶妙なバランスが特徴的で、見事なアロマと豊かなタンニン、しっかりとした骨格を持ち合わせています。ポートフォリオの真髄である、優雅さ、純粋さを見事に表現したワインに仕上がりました。
生産地| |
アメリカ カリフォルニア州ナパ・ヴァレー |
醸造家| |
ジェヌヴィエーヴ・ジャンセンズ |
セパージュ| |
カベルネ・ソーヴィニヨン 80% (ヘンドリー・ランチ・ヴィンヤード ブロック8) カベルネ・フラン 20% (ウェイツ・ヴィンヤード オークヴィル) |
樽熟成期間| |
20ヶ月 |
樽| |
フレンチオーク新樽100% |
容量| |
750ml |
アルコール度数| |
15.0% |
生産量| |
250ケース |
手法| |
グラヴィティー・フロー方式(=全ての工程においてポンプを一切使用せず、重力の力のみで果実やワインを移動させる) 無フィルター、無清澄 |